和とじ館・朱印帳(二)

         絵柄朱印帳                                    

 

          

和とじ館では四種類の朱印帳を作成販売しています。

1)通常サイズ「私の朱印帳」(縦18×幅13cm ジャバラ形式)

2)「絵柄朱印帳」(正絹布・縦18×幅13cm ジャバラ形式)

3)糸とじ形式朱印帳(サイズは要望に応じ作成)

4)大サイズ(A4/B5)ジャバラ形式朱印帳

このページは2)の「絵柄朱印帳」ページです                                                                        

朱印帳のサイズB6で1)の「私の朱印帳」と変わりませんが、西陣織の中でも大変特殊な織物で知られる経錦織で織られた正絹の美術布を用いて製作いたします。

 

           西陣経錦織(にしじんたてにしきおり)とは

京都西陣の瀬川織物さまでは、経錦織(たてにしきおり)と呼ばれる特殊な技法で西陣織を織って織られます。この技法により、複雑な紋様と多彩な色糸を用いることができ、絵画にも匹敵するすばらしい絵柄紋様の織物が生まれます。和とじ館では、織り元の協力を得まして、経錦織で織られました西陣織の布を用いまして、楽しい絵柄朱印帳を作成しております。シルク(正絹)のすばらしい手触りとともに、伝統ある絵柄をぜひお楽しみください。まさに美術品ともいうべき逸品です。 

            

         ○古代の織を今に伝える「経錦織(たてにしきおり)」○

西陣織伝統工芸品指定を受けた織技法の中で、最も歴史ある製織技法で、主に七、八世紀の飛鳥、奈良時代に織られていたとされています。現代の織物の多くは緯糸(横糸)で紋様を織りなしていきますが、経錦織(たてにしきおり)は全くこれとは違い、数多くの経糸(たていと)だけで地色と紋様の部分を三重に組織して紋様を織りなす現代では大変珍しい織物です。(瀬川織物)。このような伝統技法に基づき現代風の配色で織られた裂地(布)を用いています。

                                                                         

                  

西陣経錦織・絵柄朱印帳(帖)は、上質の厚和紙(鳥の子)を台紙に用いて、和本職人が手作りしたものです。標準は50ページ(48社寺用)ですが、オーダーにより増やすことができます。

 □制作料金 3800円(税含): 2ページ追加毎に+100円です。

 □なお33カ所巡り用(36ページ)は制作料3600円(税含)となります。

ご注文は商品番号をひかえて、申し込みください。このシリーズ(西陣経錦織・絵柄)は、発送まで一週間前後お時間を頂戴いたします。代金はすべて後払い(〒振替)となります。到着した商品をご覧いただき、希望と異なるような場合は、ご返品ください。その場合返送料のみご負担をいただいております。         

                 お申し込み(暗号化)フォーム】  

◎和とじ館の朱印帳はご注文をいただき制作いたします。通常題せん(タイトル)は「枠の中に朱印帳」と文字をいれたものを中央にお貼りいたしますが、「枠なしで朱印帳」の文字をいれる、枠も文字もない無地のもの、あるいはタイトルを左上に貼りたい場合、その外ご要望がありましたら、申し込みフォームのメモ、あるいはメールにお書き下さい。33ヶ所朱印帳を希望のかたも、以下のメールでお願いいたします。  詳細画像→こちらをご欄下さい

                   ◎お問い合わせ→こちらからお願いします

                                 電話077−575−2912  fax 077−521−2521    

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商品番号    画    像

 商品説明 (料金 48社用で3800円(税含) 送料200円

◎二冊以上ご注文の場合、送料サービスとなります

S001

 

 

 

 

 

 

 

 

S001.鱗紋様経錦織(うろこもんよう・たてにしきおり)

  正三角形を組み合わせて描いた文様を「鱗形(うろこがた)と呼びます。鎌倉時代の春日権現絵巻などにも見られる文様です。鎌倉の執権北条氏が江ノ島弁財天にお参りした折り、大蛇の遺した「三つ鱗」を手にしたとの話(「太平記」)も遺されており、財をもたらすとされる鱗が、この布では大と小の山となり、連続して織り込まれており、非常に縁起のよい文様となっています。地色は橡(つるばみ)と呼ばれるベージュ系の色に、金糸で鱗が織り込まれます。

 (注文番号=S001)

素材:シルク(正絹) 西陣経錦織

 

S002

 

 

 

 

 

 

 

 

  S002.鳳凰唐草丸紋経錦織(ほうおうからくさまるもん・たてにしきおり)

紺色地に宇治平等院鳳凰堂で知られる、鳳凰を丸の中に画いた伝統紋様。鳳凰の体の上部は麒麟(きりん)下部は鹿、首は蛇、尾は魚、羽は孔雀とされ、梧桐(ごどう)に住み、竹の実を食し、醴泉(れいせん)の水を飲むと言われ、すぐれた人物を象徴しました。伝統の瑞祥紋。

(注文番号=S002)

 

素材:シルク(正絹) 西陣経錦織

 

S003

 

 

 

 

 

 

 

 

S003.有栖川鹿紋経錦織(ありすがわしかもん・たてにしきおり)

襷(たすき)状の格子に鹿を画いた伝統紋様で「襷鹿紋」とも呼ばれる有栖川錦です。有栖川錦は雲龍や鹿などを直線的に図案化した中央アジアが元とされる紋様で、室町時代に日本に伝わり名物裂(きれ)として珍重されます。地色は柳黄色とも呼ばれる緑系のものです。なお、なぜ有栖川錦とよばれるのか、名前の由来は不明です。

(注文番号=S003)

素材:シルク(正絹) 西陣経錦織

 

  

S004

    

 

 

 

 

 

 

 

S004.荒磯紋様紋経錦織(ありそもんよう・たてにしきおり)

波立つ浪間に鯉が踊る姿を描いたとされる紋様で、中国明の時代(十四世紀)頃に日本に伝わったとされます。荒々しい流れにも負けることなく、生き生きとした鯉の姿が描かれます。

(注文番号=S004)

 

素材:シルク(正絹) 西陣経錦織

 

 

 

S005

 

 

  

 

 

 

 

 

005.舞人経錦織(まいびと・たてにしきおり)

舞い人を題材にした織物で、日本の伝統文様の一つです。地色は濃茶の地味な配色ですが、そのう上に金糸で舞い人をあしらっています。舞は仕合わせを持ち込み、邪を払うとされています。

(注文番号=S005)

サイズB6 台紙:鳥の子和紙超厚口(少し黄色みのあるきれいな上質和紙です) ページ数48(48社寺用) 折り本(じゃばら)形式

素材:シルク(正絹) 西陣経錦織

 

 

    S006 売り切れました
S007

 

 

 

 

 

 

 

 

S007.牡丹唐獅子錦織(ぼたんからじし・たてにしきおり)

獅子(しし)は猪(いのしし)や鹿(しか)と区別して用いられた字とされ、ライオンがモデルですが、奈良時代にはすでに日本に伝わり、正倉院の中にある唐獅子もすでに意匠化(デザイン)されています。朱色の地に唐花と獅子が見事に織りなされています。

(注文番号=S007)

 

素材:シルク(正絹) 西陣経錦織

   

 

    S008売り切れました
S009 

 

 

 

 

 

 

 

S009.花鳥紋経錦織(かちょうもん・たてにしきおり)

S006と色違いです。花園を楽しげに飛ぶ鳥の姿を描いた紋様です。葉や花の茂る中で、前後左右に飛び回る鳥の姿は、自由そのもので、飛鳥奈良時代より、花鳥を画いた紋様は日本に伝わっています。特定の鳥ではなく、象徴化されています。地色は「白橡(しろつるばみ)色」と呼ばれるベージュ系の色で、おしゃれな色として江戸時代好まれました。

(注文番号=S009)

 

素材:シルク(正絹) 西陣経錦織

  

 

S010 

 

 

 

 

 

 

 

S010 百寿紋経錦織(ひゃくじゅもん・たてにしきおり)白系

文字を幾何学的に織り込んだ字紋様です。これで朱印帳を作るときれいだろうと選んでみました。字体の異なる四種の「寿」の字を色を変えて織りなした見事なものです。地色は銀系のシルク地に金、朱、青、黄で壽文字が織りなされます。

(注文番号=S010)

 

素材:シルク(正絹) 西陣経錦織

   

 

S011

 

 

 

 

 

 

 

 

S011 百寿紋経錦織(ひゃくじゅもん・たてにしきおり)赤系

これは動物紋様ではありません。文字を幾何学的に織り込んだ字紋様です。これで朱印帳を作るときれいだろうと選んでみました。字体の異なる四種の「寿」の字を色を変えて織りなした見事なものです。地色は朱系のシルク地に金、白、黄で壽文字が織りなされます。

 (注文番号=S011)

 

素材:シルク(正絹) 西陣経錦織